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福祉のひろばに高齢者・視覚障がい者用LED付音響装置が掲載されました   ****


福祉のひろばに高齢者・視覚障がい者用LED付音響装置が掲載されました。(2011年5月1日発行)
 
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「活字版」



福祉のひろば
LED付音響装置の普及で安全な道路横断を

   西村登代子(大阪市視覚障害者福祉協会 東住吉区分会長)

 視覚障がい者を音で誘導する信号がありますが、早朝・夜間は「騒音防止」のため音が止められることがあります。
また、高齢者や弱視者は、横断歩道の向こう側にある信号機が見えにくく、道路の横断は危険と隣り合わせ。
 そこで、「見えにくい」「視野が狭い」「色の判別がしにくい」などの高齢者・視覚障がい者の特性に合わせて開発された「高齢者・視覚障がい者用LED付き音響装置」という信号補助装置を横断歩道の手前につけようという取り組みを進めています。
 この装置は、高さ約1m、直径約17cmの黄色い円筒状のもので、ぶつかってもケガをしないようにゴム製です。
 側面には、歩道側と車道側の両方に、鮮やかな光を放つLED(発光ダイオード)の赤色長方形と青色丸型の信号がついていて、太陽光の反射で見えにくいということもなく、弱視の私にも確認しやすいものです。
 色を識別しにくい人は、形で判断することができます。スピーカーもあり、押しボタン式のスイッチで夜間・早朝でも一定時間、誘導音を鳴らすことができます。
 低い位置に設置するので、子どもや車いす利用者も信号を確認しやすくなります。難点は手前に人がいると見えないことですが、人がいればその動きで判断できます。
 また「誰かが信号の色を教えてあげればいい」という意見もありますが、周りに誰もいないときは自力で判断して渡らざるを得ません。そんなときに、安全に道路を横断できる条件整備が必要なのです。何より私は少しでも視力がある限りは、自分の目で確認にして判断したいのです。
  この装置の普及のために試験機を使って体験会を呼びかけています。警察署にも採用を働きかけ大阪市内では鶴見警察署前交差点に来年(2012年3月)まで試験機が設置されています。
  その後、本格採用に向けて検討される予定ですが、視覚障がい者が安全に安心して歩ける街は、すべての人が安全に安心して歩ける街です。全国的に早く採用されるよう、みんなの声を広げていきましょう。


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